理-コトワリ-　～キミの心の零れた欠片～　由比ヶ浜悠基　闇に掲げる魂の問題編～

歴史と観光の町に転校してきた主人公、「追儺　御代(ついな　みしろ)」。幼い頃に『牙を持つ荒神』という存在に魂の半分を食われてしまった為、少しでも自分に関わった人間の魂の闇に巣食う『理《コトワリ》』という化け物と関われるようになってしまう特殊な体質となった。転校初日、御代は１人の女性徒に目を奪われる。理から御代を庇い、命を落とした『カザミドリ』と瓜二つだった為だ。狼狽えさせる当事者『由比ヶ浜　悠基』は、御代に対し学校や街なかの案内等のお節介を色々と焼く。そんなある日、街なかで『理』と遭遇する。悠基に『理』が見えることに驚く御代。襲い来る『理』を暗黒色をまとう御代の左腕が撃退する。すると、もう一匹の『理』が悠基に襲いかかる。と、その時『理』の攻撃から逃れようと翳した悠基の右手から光が溢れ、『カザミドリ』が持っていた簪の形をした武器、霊シンが姿を現す。『カザミドリ』と『由比ヶ浜　悠基』２人の繋がりを突き止める為、御代は神道である悠基の家に訪ねるが……余りにも残酷な運命に引き寄せられた２人が今、最後の戦いへと踏み出す。バケモノを打ち砕くこの左腕で、お前を抱く。